優勝に懸ける想い #1 新居美帆
最後の年。
ラクロスの面白さに惹かれて入部してから3年半、本当 にあっという間でした。
ただただラ クロスが楽しくて仕方なかった1年生。
上手くいか なくても必死に先輩の背中を追いかけ続けた2年生。
そして去 年。先輩からの期待、上級生としての責任、全てがプレッシャーに感じ、プレーに自信が持てませんでした。試合に出してもらえてもなぜ出し てもらえているのか分からず、ただ悶々としていました。
11/12、立教に負け、1番 近くに見てきた先輩たちの引退の瞬間、フィールドに立てなかった自分の無力さが本当に悔しかったです。
最後のチャ ンス。
「絶対に日 本一のフィールドに立つ」
12月、そう覚悟を決めた直後に怪我をしました。正直、この8ヶ月ほど長く感じた8ヶ月はあり ません。
チームを 引っ張る存在であるべき4年として、プレーで後輩を引っ張れないことが情けなく、 毎日自分の中で葛藤していました。
4年として、何ができるのか。
先輩から後 輩へ。この伝統が慶應ラクロス部の良さであり、強さです。
振り返る と、今までたくさんの先輩方の背中を追ってここまできました。それを、今度は自分が後輩に見せる番。
今の私が一 番伝えたいこと。
それは、 「楽しむ」こと。
生活のほと んどの時間をラクロスに割いているのに、楽しまなきゃ損だと私は常々思っています。そうはいっても、上手くできなくて、壁にぶつかったり して、ラクロス嫌だなーと思うことは誰にでもあります。そんな時は無心でやりましょう。何も考えずにやってみましょう。そうするときっと 楽しくなります(笑)こん なこと言うとまた適当だと思われそうですが、少なくとも私は今までそうやって楽しんできました(笑)
だからこ そ、怪我してラクロスが出来なくなった時ほど辛かったことはありません。でも、怪我をして、当たり前にラクロスが出来る環境がどれだけ幸 せなことなのかを知りました。練習環境があり、毎日来て下さるコーチの方々、応援して下さるOBOGの 方々、いつも近くでサポートしてくれるマネージャー、そして、一緒にラクロスが出来る仲間がいることがどれだけ恵まれていることなのかを 強く感じました。
焦りや不安 や迷い、色々な思いと葛藤しながらも、今またこうしてラクロスが出来ているのは周りで支えてくれている全ての方々のおかげです。
不安や迷い はもうありません。とにかく今全力でやるしかない。
慶應ラクロ ス部に携わってから今日まで、たくさんお世話になり、散々迷惑をかけてきたコーチ、先輩、同期、後輩への感謝は結果でしか返せないと思っ ています。
全員で新た な歴史を刻みましょう!!!
以上です。
更新が遅くなり申し訳ございません。